二俣古閑官軍砲台跡

西南戦争遺跡

概要

二俣官軍砲台の右翼をなしたのが、瓜生田より南に位置する古閑の砲座です。
現在も「台場」と呼ばれており、記録によると、戦況が移るにつれて増築されたもののようです。
砲座推定地は瓜生田同様、現在は果樹園として利用されています。

この推定地5,840㎡を対象に遺物探査を中心とした発掘調査を行いました。
調査の結果、摩擦火管40点、小銃弾5点、スナイドル薬きょう4点、政府軍制服のボタン1点、制服に使われる釣り受け1点、蹄鉄1点等、政府軍に関連する遺物が多く検出されました。

二俣古閑砲台跡の場所

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