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鎌倉中期の五輪塔。五輪塔6基、板碑10基が県の文化財指定を受けていています。
この五輪塔群は、鎌倉幕府によって14世紀ごろに遠州(現在の静岡県)から派遣された相良一族が作ったといわれています。
一番大きい塔は2号塔で高さは2m32センチに及びます。本体には正嘉元年(1257年)と刻まれています。
この五輪塔群がある西安寺は、山北相良氏が鎌倉時代中期につくったお寺で、江戸時代に入って焼失しました。発掘調査によって基礎となる石が見つかっています。
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現在は、白山宮という神社が敷地内にあります。毎年、踊りや歌、演奏などで豊作を祈る神楽が奉納されています。