西原製鉄遺跡

文化財

平安時代末から鎌倉時代初期の古代製鉄遺跡です。

玉東町の南半分を占める金峰山三ノ岳の緩斜面地では、かつて製鉄が盛んだったといわれています。

玉東町内だけでも10か所の製鉄遺跡が確認されています。
平安時代に玉名地域一帯を治めていた多治比真人が製鉄を持ち込んだと考えられていますが、
まだ詳細はわかっていません。

古代製鉄では、炉を壊してた鉄を取り出すことが多いので現存しているものは少ないのですが、ここでは炉が完全な形で残っており、非常に貴重なものとされています。(県指定史跡)

現在、炉跡は建屋によって保護されており、建屋の窓から見学することができます。

西原製鉄遺跡の場所

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