横平山の概要
二俣台地の南端に位置する標高144mの小高い山です。ミカン畑が広がる山頂にはトイレと展望台、記念碑が置かれています。展望台からは田原坂方面や半高山方面を見ることができます。二俣のフットパスコースでは、ここを経由して田原坂駅まで下ります。
横平山の場所
横平山と西南戦争
横平山戦跡は、政府軍の出張所が置かれた二俣台地の南端に位置する標高144mの小高い山。
政府軍が二俣台地に進出する際、両軍の要衝の地である横平山をめぐって激しい争奪戦が行なわれました。
特に明治10年3月15日、政府軍の警視局抜刀隊が投入され、両軍抜刀による激戦が行われたという記録が残っています。
山頂には現在も目視できる遺構があります。周辺からは戦闘で主に使用された金属製の薬きょうが多く出土しており、陣地として利用されていたと考えられます。